補聴器のこと

 難聴によりお困りの方々に少しでも有益な情報をご提供したく当ブログを開設いたしました。  補聴器の購入を迷われている方々へのアドバイス等をお伝えしてまいります。また、補聴器をつけても聞こえない、高額な補聴器を購入したのに効果を感じない、など補聴器をすでに使用している方々へのお役立ち情報もご提供していきます。  そのほかに補聴器以外の周辺機器についてもご案内させていただきます。  このブログの情報はご参考程度に捉えていただければと存じます。申し訳ございませんが万が一に当ブログの情報で不利益が生じましても、責任は負いかねますのでご了承ください。  

補聴器から音が出ない

 年末年始はほとんどの補聴器外来も補聴器店もお休みになります。

こんなときに補聴器から急に音が出なくなってしまうと大変です。

 故障の場合は自宅では対応が難しいですが、実は簡単なお手入れ

で直ってしまうこともあります。

 自宅で出来るお手入れについてオーダーメイドと耳かけ形のそれぞれ

について書いておきます。


オーダーメイド補聴器の場合


 オーダーメイド補聴器で、急に音が出なくなる原因のうち、割と多いのが

音が出る部分の耳垢詰まりです。オーダーメイド補聴器の先端に白っぽく

丸い小さな部品が付いているものがあります。(先端とは耳の最も奥に入る

部分です。) その部品は細かい網状になっており、耳垢が奥に入らないよう

にするための耳垢進入防止チップになります。このチップの奥にイヤホンが

ありますので、このチップが耳垢で詰まると音が出なくなります。

 対応としては補聴器をお買い求めいただいた際に付いてくるブラシで、

そのチップを擦り、耳垢を除去してください。その際に、耳垢が補聴器の奥に

入らないように気をつけてください。耳垢を下に落とすように、ブラシを下から

かけるといいと思います。 

 ブラシをかけても変わらない、もしくはブラシがない場合などは、

チップを交換してください。メーカーによっては自分で簡単にチップを

交換できる道具が補聴器の購入時に付いてきます。

もし、交換の仕方がわからないようでしたら、応急処置ではありますが、

チップを針やピンで引っ掛けて取ってしまうことも出来ます。

もちろんチップを外すと耳垢が奥に入りやすくなるため、推奨は出来ませんが、

他に手段がない場合は一時しのぎにはなります。補聴器店の営業が始まったら

すぐに、チップを付けてもらってください。



耳かけ形補聴器の場合

 寒い時期に多いのが、チューブ内の結露です。

 耳かけ形補聴器は本体から出力された音がチューブを伝って耳せんから出てきます。

よって、チューブに異物があると、音が伝わらず、音がでなくなります。

寒い時期はチューブ内と外との温度差でチューブ内に結露が生じやすくなります。

そのため水滴がチューブ内に溜まると音が出なくなることがあります。

 対応としては、もし、チューブを取り外せるようでしたら、外してください。

耳かけ形補聴器は本体、フック、チューブ、耳せんで構成されています。

フックとは耳の上に掛かるもので、半円状の透明な部品です。フックの先に

チューブが付いています。どのメーカーでもフックからチューブを外せるはずです。

外す際はチューブを少しだけ力を入れて引っ張ってもらえれば外せます。

チューブを外したら、チューブ内の水滴を除去してください。チューブ内に息を吹いて

水滴を吹き飛ばしてもいいですし、、ティッシュを細く丸めてチューブ内に突っ込んでも

水滴を取ってもいいと思います。

 小型の耳かけ形補聴器の場合はフックとチューブが一体になっています。

小型の補聴器はチューブが2回大きく曲がっており、耳せんは穴が開いていたり、

小さめの耳せんが使われることが多いです。自身の補聴器がこれに該当する場合

はフックからチューブを外せませんので気をつけてください。フックごと回すとことで

本体からフックとチューブを取り外せる機種が多いですが、念のため取扱説明書を

確認してください。細い針金などで、チューブ内を掃除すると音が出ることが

あります。

 耳かけ形補聴器でもチューブ内に配線がしてあるものがあります。RICと

呼ばれる補聴器です。これはフックやチューブは決して外さないでください。

構造が上記の補聴器と異なります。特に小型の耳かけ形補聴器と酷似して

いますのでお気をつけください。RICの場合は耳せんを確認し、耳垢が付着

していればブラシ等で除去してください。丸いクラゲのような耳せんを使って

いるのでしたら、耳せんだけは取り外せます。(RICの場合耳の型から作成

した耳せんは外せません。その場合は先端の耳垢を除去してください)



 その他の原因について

 電池が古くなっていないでしょうか。電池には使用推奨期限があります。

パッケージの裏面を確認して、期限が過ぎていれば変えてください。

補聴器用の電池は大型の電気店でも販売しています。インターネットでも

購入できます。等ブログの「補聴器用電池はどこで買える?」に細かく

記載してあります。

 水の中に落としてしまった場合はすぐに電池を取り出してください。

その後、ティッシュなど、乾いたもので補聴器をふき取り、自然乾燥させてください。

乾燥ケースがあれば、その中に入れてください。決してドライヤーなどで

暖めないでください。ご自宅で出来る応急処置はここまでです。   人気ブログランキングへ
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 いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。久々の更新です。
 
 今回は補聴器から急に音が出なくなった、ということが起きた場合のご自宅
で出来る対処について補聴器の形状別にお話します。
今回はオーダーメイド補聴器についてご説明します。

オーダーメイド補聴器の音がでなくなる主な原因と対処

 1.音口が耳垢が詰まる
 オーダーメイド補聴器の場合、先端(耳の最も奥にくる部分)に音口と呼ばれる音が
出てくる部分があります。メーカーにもよりますが、音口には白もしくは薄い緑の小さ
な部品が付いていると思います。その小さな部品は網目状になっており、耳垢が
補聴器のなかに入らないようにするための部品です。この部品に耳垢が詰まると
音が出なくなることがあります。対処として、ブラシなどで先端をこすって耳垢を
除去してください。その際、補聴器を上、ブラシを下にして耳垢を落とすように
して下さい。そうしないと耳垢が補聴器のなかに入ってしまいます。
 尚、先端が透明や黒のチューブを出した形状のものがあります。この形状は
販売店側が耳垢がべたついた人用に、耳垢が詰まりにくくするために施した
加工です。万が一このチューブが耳垢で詰まると、上記と同じように音が出な
くなります。チューブの先端でしたらブラシで耳垢が取れると思いますが、奥の
場合は吸い出すのが一番です。といっても自宅では細かなものを吸い出す道具
はないかもしれません。その場合は専門店で見てもらうのがいいと思います。

 2.マイクの入り口が耳垢で詰まる
 上記の音口が音が出るところに対して、音がはいるところが耳垢で詰まっても音が
出なくなります。メーカーにもよりますが、補聴器の耳の外に出ている部分にマイク
が付いています。取り扱い説明書があればマイクの位置が記載されているはずです。
取扱説明書がない場合は小さな穴を探してください。(補聴器の隅についている穴は
ベントと呼ばれる通気穴ですので、ご注意ください)
 このマイクの入り口が耳垢で詰まると音が出なくなりますので、上記と同じように
補聴器を上、ブラシを下にしてこすってください。
 
 3.電池がない
 耳垢が詰まっていないのに音が出ないときは、次に電池を交換してみてください。
稀ではありますが、製造物ですので電池も不良品があることがあります。
特に冬場は電池の働きが鈍くなり、思うように働いてくれないことがあります。
また、使用推奨期限が過ぎた電池であったり、シールを剥がして数週間放置していた
電池などは動作が不安定になることがあります。
 その場合は推奨期限内の電池を新しく取り出し、数秒手で暖めてから補聴器に
入れてください。推奨期限は電池のパッケージ裏に記載されています。
販売されている電池は少なく見積もってもシールを剥がさなければ、購入時より
1年はもつはずです。手で暖めるのは、冬場の寒い時期だと電池の働きが鈍くなる
ためです。(電池の仕組みについては、またどこかで詳しくお話します)
 電池の交換は上記の手順通りであれば、一度で大丈夫だと思います。
たまに何個も電池を入れ替えてから、店頭にお持ちになる人もいますが、一度
新しい電池を入れても症状が改善しないのであれば、べつの原因である可能性が
高いです。シールを剥がした電池が無駄になってしまいますのでご注意ください。

 4.故障
 耳垢、電池を確認しても動作しない、となると故障である可能性が考えられます。
故障の場合は残念ながら店頭にお持ちいただく他ありません。遠くて補聴器店に
行けない、忙しくて補聴器店へ行けない、という場合は郵送で修理を受け付けてくれる
かを販売店に聞いてみるといいと思います。
 販売店によっては修理期間中に代わりの補聴器を貸し出してくれることもあります。
オーダーメイドは残念ながら無理ですが、耳かけ形補聴器なら用意があると思います。
 
オーダーメイド以外の補聴器はこちらで→
補聴器から急に音が出なくなった
 

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