今回は補聴器の両耳装用についてお話します。

 まずは両耳装用の利点から

両耳装用の利点1 
 音がどの方向から来るのかがわかりやすくなる。例えば自転車や車の接近が左右どちらからなのか、が片耳よりもわかりやすくなります。

両耳装用の利点2
 にぎやかな場所での聞き取りが片耳のときと比べると、聞き取りやすくなります。両耳に付けていると、顔を向けた方向の音が周囲の音より、若干聞きやすくなります。

両耳装用の利点3
 音を聞くことで脳を刺激します。右耳に音が入ると左脳を、左耳から音が入ると右脳を刺激するといわれています。脳の活性化のためにも両耳装用は効果があるようです。 
 先日、聴覚医学に詳しい先生の講義を受けられる機会があり、そこで私自身大きな
間違いをしていたことを痛感しました。
 どういった内容かというと左右どちらか片方にしか音の刺激がはいらなかったとして
も、左脳と右脳に情報は伝わる
ということを教えてもらえました。
例えば右耳からの情報は右脳に、左耳からの情報は左脳へ行かない、といこうとはありません。
 聴覚中枢は左脳か右脳のどちらかにあります。右利きの人は左脳、左利きの人は
右脳にあることが多いようです。
 例えば右利き(言語中枢は左脳)で生まれつき右耳だけが聞こえない人でも言語
を理解し会話をすることが出来ます。
 
 


 
 次に片耳装用の利点を挙げます

片耳装用の利点1
 費用が安くすむ。

片耳装用の利点2
 わずらわしくない。両耳を塞がれるより、片耳だけ塞がれるほうが気が楽。

片耳装用の利点3
 両耳で聴力差が大きい場合、悪いほうの耳に補聴器をつけると、かえって、良いほうの聞こえを邪魔してしまうことがあります。

 まとめ
  にぎやかな場所にもあまり行かないとか、外出しても車や自転車に特に気をつけるような場所へは行かない、もしくは付き添いがいつもいるから大丈夫、という人には両耳の利点より、費用が安いほうが良い人もいるかと思います。環境や聴力、予算などで両耳が良いのか、それとも片耳かが分かれてくるところです。よって必ずしも両耳が良いとは言えません。耳鼻咽喉科の医師や販売員に自身の環境を説明し相談してみるのが、良いかと思います。

 
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