補聴器のこと

 難聴によりお困りの方々に少しでも有益な情報をご提供したく当ブログを開設いたしました。  補聴器の購入を迷われている方々へのアドバイス等をお伝えしてまいります。また、補聴器をつけても聞こえない、高額な補聴器を購入したのに効果を感じない、など補聴器をすでに使用している方々へのお役立ち情報もご提供していきます。  そのほかに補聴器以外の周辺機器についてもご案内させていただきます。  このブログの情報はご参考程度に捉えていただければと存じます。申し訳ございませんが万が一に当ブログの情報で不利益が生じましても、責任は負いかねますのでご了承ください。  

補聴器店選び

 ブログを開始して2週間になります。日に日にアクセスが増えており、ご閲覧いただきました皆様には感謝しております。 今日までにいくつかの記事を掲載いたしましたが、特に補聴器店選びについてのアクセスを多くいただきました。つきましては今回は補聴器店選びについてさらに詳しくお話させていただきたいとと思います。

 補聴器店選びで重要なのが販売員の「誠意」、「有資格者のいる専門店」ということは以前の記事に掲載しました。 他にも重要な点がいくつかありますのでそれを挙げていきます。

補聴器を装用した状態での測定が受けられる 
 
補聴器店により設備に差があります。特に聴力を測定するための機器については、大きく異なります。
聴力を測定する場合、測定場所はより静かな場所でないと正確には測定できません。周囲がにぎやかな場所で測定しますと、本来の聴力よりも悪い結果がでます。聴力の測定データが不正確だと、補聴器の選択や調整の際にズレが生じます。そのため静かな場所を用意するために測定の際には防音室というものを用意します。この防音室の広さが販売店によって変わってきます。防音室内が広いと補聴器を装用した状態での測定が出来ます。
 測定用のスピーカーから1メートル以上離れた場所に座り、補聴器の装用前と装用後の状態を測定します。それにより客観的に補聴器の効果がでているのか調べることが出来ます。補聴器装用者と測定用のスピーカーは1メートル以上離さないと正確なデータを得られません。よって防音室が広いということは、補聴器の効果を客観的に測定する上で重要です。一人がやっと入れるくらいの広さだとこの測定は出来ません。
 お客様がある程度満足のいく補聴器の効果が出ていると思っていても、実はさらに調整をすればもっと快適に聞こえる場合があります。逆に販売員がお客様の聴力に丁度よいくらいの音の大きさに補聴器を調整したつもりでも、実際は思ったより効果が出ていない場合もあります。お客様の主観、販売員の主観だけでは、本当に補聴器の効果がでているのかがわからないことがあるからです。
 信頼できる補聴器店をお探しでしたら、「補聴器を装用した状態での測定が受けられるのか」を尋ねられるといいと思います。 

言葉の聞き取りの測定 
 補聴器を作成する前に必ず聴力を測定します。必須項目として、どれだけ小さい音が聞こえるのかを調べます。この測定はほとんどの補聴器店で行われるはずです。次に言葉をどれだけはっきりと聞き取れるのかを調べます。音は聞こえても言葉として聞こえづらい、というケースがあります。十分な音量で聞こえてきても言葉として1割も聞き取れない、という方もいます。言葉を聞き取る能力がどれだけ残っているかで、補聴器の効果が変わってきます。言葉の聞き取りの測定は補聴器の効果を予測する上でとても重要なものです。また、片耳での装用を希望する場合、左右どちらの耳に補聴器を装用するか決める際にも重要です。
 ところが、この言葉の聞き取りの測定を行わない、もしくは設備がなく行えない販売店もあります。
言葉の聞き取りの測定ができるお店を是非ともお選びください。加えて上記の「補聴器を装用した測定が出来るお店」を 選んでいただければ、補聴器によりどれだけ言葉が聞き取りやすくなったのかを客観的に調べることが出来、より良い補聴器の選択や調整が出来るはずです。

家から近い もしくは駅から近い 
 お店に通いやすいというのは個人的にとても重要であると思っています。特にご高齢な方には特に重要です。
補聴器は購入してからも、調整やメンテナンスで定期的にお店にいくことになると思います。どんなに良いお店であっても行くまでに数時間を要したり、または、徒歩で移動しなければならない距離が長いと非常に負担が大きいと思います。
 購入当初は元気でも数年後に足腰が不自由になり、毎回タクシーでお店に来る、という方も中にはいらっしゃいます。近場で信頼できる補聴器店があれば言うことはないのですが、そうでない場合は自宅や入院先まで出張をしてもらえる お店を探すのも一つの手だと思います。(しかしながら出張の場合は聴力の測定は店頭ほどきめ細かに出来ない場合が多いです。出張の依頼をする前に家族や友人にお店に直接行ってもらい、信頼できるお店なのか確認してもらうといいと思います)

メーカーに直接尋ねる 
 
信頼できる補聴器店を探すのは場所によっては難しいと思います。 上記のような測定ができるのか、有資格者がいるのかを各店舗に尋ねていくのは骨が折れることだと思います。そのような場合、直接補聴器メーカーに電話やFAXで尋ねてみるのも手です。メーカーには直営店もありますし、取引のある代理店の情報もあります。
上記のような測定ができるのか、有資格者がいるのか、土日に営業しているお店が近くにあるのか、等々を教えてもらうとお店を絞り込むのが楽になると思います。もちろん、自社の補聴器を扱っているお店しか紹介はしないと思いますが、何も情報のない状況からお店を探し始めるよりかは幾分か楽だと思います。購入するメーカーを既に決めているのでしたらとても手間が省けると思います。 
 
補聴器店の選び方まとめ→補聴器店選び (4)

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 補聴器専門店について前回の続きをお話しようと思います。
認定補聴器技能者という資格があります。この資格は実務を行いながら5年間各種講義の受講や実技を学び最後に試験を受けて合格すれば手に入る資格です。
この認定補聴器技能者がいるお店は認定補聴器専門店という肩書きを持つことが出来ます。店頭にて補聴器をご購入されるのでしたら認定補聴器専門店を強くおすすめします。加えて言えば、自分を担当する人が認定補聴器技能者であれば尚のこと安心できると思います。有資格者が一人で残りの従業員は無資格というお店もあります。もちろん調整や測定結果は有資格者がチェックはすると思いますが、出来れば有資格者が直接の担当になってくれれば心強いと思います。
 近所の補聴器専門店に行く前に、そのお店が認定補聴器専門店なのかをお調べいただくといいと思います。
加えて、いざお店に行ったときは自分の担当は認定補聴器技能者にお願いできないか尋ねてみるのもいいかもしれません。
 認定補聴器専門店ではなくとも信頼できるお店もあるかもしれません。有資格者でなくとも信頼できる販売員もいると思います。あくまでここで書いた内容は店選びのひとつの目安として捉えていただければと思います。

補聴器店の選び方まとめ→補聴器店選び (4)
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補聴器専門店について

 
今回は補聴器専門店についてお話いたします。
前回、補聴器のご購入については病院での補聴器外来をおすすめいたしました。しかし、「補聴器外来が近くにない」「自分で購入する店を吟味したい」「仕事をしているため日中は時間がない」等々、補聴器外来が利用しづらい方々もいると思います。そのような場合、信頼できる補聴器専門店が近場にあれば、そちらで購入をするのも良いかと思います。
 ただし、補聴器専門店へ行く前に必ず一度耳鼻咽喉科を受診してください。
 理由は当ブログの「補聴器店選び その1」の前半に詳しく記載してあります。


 補聴器専門店といっても信頼できるお店もあれば、残念ながらそうでないお店もあります。
信頼できる補聴器専門店の条件はいくつかあります。技術、知識、経験、資格どれも必要です。しかし最も重要なのはお客様への「誠意」であると私は考えます。
 補聴器の価格は高いもので片耳で40万円前後です。初めて価格を知った方であればその金額に驚くかもしれません。しかもこんなにも高額であっても健常者と同じ聴力になるわけではありません。当然、販売員はそれを理解しています。しかしながら売り上げを伸ばすため、お客様へ期待をもたせ、試聴もさせずに売りつけてしまうようなお店もあります。あげくにはお客様が良く聞こえるよう調整を希望しても、補聴器の性能の限界であり、聞こえないのをお客様の耳のせいにしてしまう鬼のようなお店もあるようです。
 
 上記の例からも補聴器の販売と調整において「誠意」の有無は非常に重要だと思いませんか。
もし販売員に「誠意」があれば以下のような対応になっているのではないでしょうか。

 ・販売する上で補聴器の効果と限界についての説明がある。

 ・試聴のため貸し出しをして、実生活で効果を確認してもらい、納得した段階で購入が出来る。
 
 ・調整については、補聴器には限界があるがその中で少しでも聞きやすくなり喜んでもらいたい、という気持ちが感じ取れる。

 「信頼できるお店」とは誠意があり少しでもお客様に満足して喜んでいただきたい、そんな気持ちが伝わってくるようなところでなはないでしょうか。(もちろん技術や知識も必要ですが、それは次回にお話します。)


補聴器店の選び方まとめ→補聴器店選び (4) 
 

 
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 補聴器を購入する際のお店選びについて

 当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。今回は補聴器を購入する際のお店選びについてご参考になればと思い、私なりのアドバイスをさせていただきたいと思います。

 補聴器を購入できる場所は様々です。耳鼻咽喉科の補聴器外来、補聴器専門店、眼鏡店、電気店、百貨店、等々。
では、どこで購入するのが私のおすすめかといえば、それは耳鼻咽喉科の補聴器外来です。その理由を以下のように挙げます。

<理由1 聴こえに悩みを感じられましたらまずは医師にご相談 >
 
 難聴になった場合、補聴器よりもまずはその難聴の原因と治療が可能かを医師に診てもらう必要があります。
補聴器よりも治療が優先さられます。当然ですが医師以外の人間が難聴についての診断や治療はできません。
 主に片耳の聴力が突発的に大きく低下する病気があります。この病気は症状が出てから治療までの時間が早ければ早いほど治療の効果が出やすいといわれています。
 他にも例えば中耳炎等で鼓膜に異常がある方が鼓膜の再生手術により聴力が改善したというケースもあります。
 治療で自分の難聴を治すことができるのなら、それが聴こえの悩みを解消する最良の手段ではないでしょうか。

耳鼻科受診については詳しくはこちらへ→
補聴器より、まずは耳鼻科へ (1)

<理由2 補聴器適合の判定と検査設備>

 耳鼻咽喉科を受診した結果、治療が難しい場合は医師より補聴器の装用を勧められるかもしれません。
 病院によって形態は異なりますが、補聴器外来がある病院の場合は、病院内で医師の指導のもと補聴器販売員が補聴器の販売と調整を行います。その後,補聴器の効果が目標とするところまで出ているのかを検査します。検査内容は補聴器をつける前と後で、どれだけ小さな音が聞こえるようになったか、どれだけ言葉を聞きやすくなったかを調べます。
 補聴器を装用した状態で検査をするとなると広い検査室が必要になります。補聴器をお取り扱いしているお店では、補聴器の装用効果を調べられるところはそう多くはないと思います。また、検査結果についても医師が確認し、必要であれば医師の指導の下に補聴器販売員が調整をしていきます。
 検査設備の充実と検査結果を評価し調整する専門性という点でも補聴器外来がおすすめです。
 ちなみに補聴器外来がない病院の場合、医師が信頼できる補聴器販売店を紹介してくれるところもあります。

<理由3 ご購入後のフォロー>

 いずれ詳しくご説明させていただきますが、補聴器はご購入後も調整やメンテナンスが必要になります。
聴力が購入時より低下した、生活環境が変わった等々あった場合に補聴器を調整する必要があります。
補聴器の調整には本来専門的な知識と技術が必要になります。病院であれば医師と医師の信頼する補聴器販売員がいます。さらに上記のような検査設備も備えておりますので、必要に応じた調整とその評価という点でも補聴器外来はおすすめです。
 また、聴力データを管理してもらえることも強みだと思います。必要であれば聴力検査を受け、その検査結果が蓄積されていくと思います。万が一、聴力に大きな変化があった場合に過去の検査結果との比較ができますし、蓄積されたデータから補聴器専門店ではわからない医学的なアプローチを受けられることもあるかもしれません。あくまで私の意見ですが自分の耳の状態を医師に把握してもらえる、と考えるとなんだか安心感のようなものを感じないでしょうか。


補聴器店の選び方まとめ→補聴器店選び (4)
  



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