補聴器のこと

 難聴によりお困りの方々に少しでも有益な情報をご提供したく当ブログを開設いたしました。  補聴器の購入を迷われている方々へのアドバイス等をお伝えしてまいります。また、補聴器をつけても聞こえない、高額な補聴器を購入したのに効果を感じない、など補聴器をすでに使用している方々へのお役立ち情報もご提供していきます。  そのほかに補聴器以外の周辺機器についてもご案内させていただきます。  このブログの情報はご参考程度に捉えていただければと存じます。申し訳ございませんが万が一に当ブログの情報で不利益が生じましても、責任は負いかねますのでご了承ください。  

 いつも当サイトをご覧いただき、ありがとうございます。

 さて、今回は電話での聞き取り改善についてです。

 過去に何度か電話での聞き取りについて記事を書きました。
主に子機を使用したスピーカーホンの使用、補聴器を装用した状態での受話器の当て方、
電話機に繋げる周辺機器について書きました。
これらの方法を試しても電話が聞き取れない方々向けの記事になります。

1.なぜ電話が聞き取りづらいのか
 電話での聞き取りだけのことではないですが、主な原因は言葉が明瞭に聞き取れないこと
にある場合が多いです。内耳や後迷路に支障があり難聴を患われると、どんなに大きな声で話されても、
音としては聞こえても言葉として明瞭に聞き取れない、といった症状が強く現われる場合があります。
 
 今まで当サイトでご紹介した電話の聞き取り改善の方法は、主に受話器からの相手の声を
補聴器や周辺機器により大きくする方法です。相手の声が大きく聞こえるようになるだけで、
電話が聞き取りやすくなる場合もありますが、言葉の聞き取りが非常に困難な方々には効果
が薄いかと思われます。

2.電話の聞き取り改善方法
 言葉の聞き取りが非常に困難な症状の場合、補聴器や周辺機器にて電話を聞き取りやすく
することは困難です。私の知る限りではありますが極端な改善の方法はありません。
ただし極端な改善が難しくとも、少しでも改善が見込める方法をご紹介させていただきます。

 補聴器の機種によっては「Tコイル」と呼ばれる機能が付いたものがあります。
小型の補聴器では搭載されていませんが、ある程度出力の大きな機種であれば付いています。
この「Tコイル」は電線に電流として流された音響信号を拾い上げ補聴器から出力します。
補聴器は通常はマイクに入力された音を増幅しますが、「Tコイル」は電線からの信号を増幅します。
 難聴者用の電話機や一部の一般市販の電話機にはこの「Tコイル」が使用できるものがあります。
受話器に工夫がされており、相手の声を「Tコイル」を使用して聞くことが出来ます。
 
 「Tコイル」を使用した場合、設定にもよりますがマイクから音を拾わずに、受話器からの音だけを
補聴器から出力させることが出来ます。要するに周囲の音はまったく入らず、受話器からの音のみ
を聞くことが出来ます。
 相手の声だけを周囲の雑音の影響を受けずに補聴器が増幅することで、言葉の明瞭度の劣化を
抑える手段です。わかりやすい例を挙げますと、テレビやラジオをイヤホンにて聞いた状態を思い
浮かべてみてください。テレビやラジオのスピーカーから聞くよりも、聞き取りが楽かと思います。
 テレビの音量をいくら上げても聞き取りづらいが、イヤホンなら比較的聞き取りやすい、という
方には効果があるかもしれません。

 同じような手段としましては、最近はブルートゥースを使用した方法があります。電話からの音声を
ブルートゥース信号により直接補聴器から出力させる方法です。こちらも「Tコイル」と同じく、
電話からの音のみを補聴器から増幅し出力させることで、言葉の明瞭度の劣化を抑えます。
 

3.話し方
 少しでも聞き取りやすくするには、話し手の話し方も非常に重要です。補聴器や周辺機器で
電話の音が大きくなっていれば、話し手が大きな声を出す必要はありません。ハッキリ、ゆっくり、
区切って話されるだけで聞き取りが楽になる場合があります。

4.最後に
 前述のとおり言葉の聞き取りが非常に困難な場合、補聴器や周辺機器での極端な改善は
非常に困難です。電話の聞き取りにおいて私の知る限りでは、「Tコイル」「ブルートゥース」の使用が
最も効果的な手段です。しかしながら、これらの手段にも限界があります。
 電話の聞き取りにおきましては、技術の向上とともに新たな手段が開発されるかもしれません。
少しでも皆様のお役に立てるよう、今後も有益な情報は必ずお伝えさせていただきます。
 



 
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補聴器販売の延長で、いくつかの電話に取り付ける器具を販売、設置したことがあります。
そこで今回は、販売経験を元に電話を聞きやすくする器具についてお話します。

 まず、器具によってはハウリングという「ピー」という音が生じることがあります。
ハウリングについては大体どの器具でもボリュームをある程度上げると生じやすくなります。
また、器具によってはボリュームを上げると「ジー」「ブー」という音が生じることがあります。

 どの器具を使用するにせよ、ハウリングが生じないギリギリの音量にしても音量が足りないようでしたら、使用は難しいかもしれません。取り扱った感想ですが、難聴が高度、重度の場合は試聴してもらっても効果は低かったです。
一方で難聴が軽度、中度くらいの方では試聴をした結果、購入する方が多かったです。特に電話機本体と受話器の間にアンプを取り付けるタイプの器具をお選びになる方が多かったです。実際に私も何度か聞いてみましたが、難聴が軽度、中度くらいであればハウリングしない音量で効果を感じられると思います。また、雑音に関しては通常時よりも「ジー」「ブー」という音は気になりますが、それが原因で聞き取れなくなることはありませんでした。
受話部分にバンドで固定するものは、電話機によっては使いづらいかもしれません。コードレス電話に取り付けるのであれば問題ありませんが、コード付きの電話の場合は受話器を本体へ戻さなければならず、器具が受話器に付いたままだと電話を切りづらいです。電話を取るたびにバンドを取り付けるのが面倒なため、別の器具にするケースもありました。

ちなみにコードレス電話の場合は「スピーカーホン」と呼ばれる機能がついている機種があります。もし、コードレス電話に器具の取り付けを考えていらっしゃるようでしたら、一度この「スピーカーホン」を試してみてください。受話部分の裏側の大きなスピーカーから受話音が出てきますので、それだけで聞き易くなる方もいます。大体はダイヤルの左下か右下に「スピーカー」と書かれたボタンがあり、それで入切出来ます。詳しくはこちらへ→電話が聞きづらい人必見!

難聴の度合いについては、出来れば一度耳鼻科で診てもらうことをおすすめします。また、難聴が軽度、中度でも「音として聞こえても、言葉としてわからない」という症状が強く現れることがあります。その場合は電話の器具の効果が見込みづらくなります。

補聴器専門店では、電話の器具を取り扱っているところが、けっこうあります。
店頭での試聴や貸し出しを行っているところもありますので、もしお近くに補聴器専門店があれば、一度問い合わせてみるのもいいかと思います。   人気ブログランキングへ
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今回は屋内信号装置についてお話します。

 聴力が一定以上に低下しますと、聴力障害により障害者手帳の交付を受けることが出来ます。 

 ( 障害者手帳の交付についての詳細はこちらへ→補聴器の交付 (2)

 聴覚障害は聴力に応じて2,3,4,6級に分かれます。

 聴力障害が2級であり、 聴覚障害者のみの世帯およびこれに準ずる世帯で日常生 活上必要と認められる世帯

の場合、「屋内信号装置」の給付を受けられることがあります。

 「屋内信号装置」とは日常生活音を音以外の方法で知らせてくれる機器です。

例えばインターホンが鳴ると、強い光を発して、インターホンが鳴ったことを知らせてくれます。

光以外の方法もあります。音を察知すると振動して知らせてくれる機器もあります。

 
 設置に関しては特別な配線はなく、簡単に出来ます。まず感知したい物音(インターホン等)の音源の近くに

受信機を設置します。両面テープなどで固定できるので、壁にねじ穴を開けたりする必要はありません。

この受信機がランプや振動する機器に無線信号にて、音が鳴ったことをを伝えます。無線信号ですので

複雑な配線は必要ありません。

(設置をした経験からですが、無線信号は1階と2階の間では信号を受信できないことが多かったです。)

 
 聴力障害2級に該当する聴力になりますと、補聴器を装用していても、感知できない音があります。

インターホンなどの音以外にも、赤ん坊の泣き声を感知できるように設置できるものもあります。

もし興味がありましたら、お住まいの役所の障害福祉課にてご相談してみてください。

 
 屋内信号装置につきましては、いくつかのメーカーが販売しており、今回わたしの書いたものとは

設置の方法などが異なる製品もあります。給付を受ける際には、販売店を通しますので、不安があれば

販売店員によくご相談ください。



 
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 補聴器をつけたままだと、電話がかえって聞き取りづらい、ということはないでしょうか。

実際に 「電話を使用するときは、わざわざ補聴器を外してから、受話器をとっている」

という話を聞くことがあります。

 考えられる原因はいくつかあります。その原因と対策について 今回はお話します。

原因1:補聴器のマイクと受話部分が離れている
  これは耳かけ形補聴器でよくあることです。補聴器には必ず音を拾うマイクが付いています。
このマイクに受話器の音が出てくる部分を近づけないと、電話が良く聞こえません。
 耳かけ形補聴器はマイクが耳の上部にきます。 よって、いくら耳の穴に受話器を押し付けても
マイクで電話の音が拾うことが難しくなります。
  対策は受話器の音が出る部分を補聴器のマイクに当ててください。つまり耳かけ形補聴器
であれば、耳の上部に当ててください。そうすることで電話の音は従来より聞き取りやすく
なるかもしれません。
 この文章ではよくわからない、という人は試しに受話器を耳の上部付近に当てて、実際に
電話を聞いてみてください。天気予報(番号177)にかけて、受話器の位置を変えながら
聞いてみてください。耳かけ形補聴器では受話器の当て方で、電話の聞こえが変わることを
実感できると思います。 
 
 オーダーメイド補聴器のような、耳の穴にいれて使用する補聴器はのマイクは耳の穴近辺にありますので、受話器の位置を耳の上にするとかえって聞き取りづらくなりますので、ご注意ください。

原因2:受話器を近づけるとピーピー鳴って聞こえない 
 耳の穴と補聴器(もしくは耳せん)に隙間があると「ピーピー」と補聴器から発振することがあります。これはハウリングと呼ばれる現象です。
 このハウリングという現象は、補聴器に何かを覆いかぶせるように当てると発生しやすくなります。
 受話器を当てることで、このハウリングが生じてしまい、そのため電話が聞き取りにくい、という方もいるかと思います。
 対策としては、試しに少しだけ、受話器と補聴器を離してみてください。あまり離し過ぎると音が小さくなってしまいますが、ハウリングは減少すると思います。
 受話器を近づけるとハウリングしてしまい、ハウリングのないところまで受話器を離すと聞こえなくなってしまう場合は、電話の受話音量を大きくしてみてください。 それでも聞こえにくい場は補聴器店へご相談ください。調整や耳せんの変更などで、ハウリンを抑えることが出来るかもしれません。  

原因3:調整が合っていない 
 補聴器は調整の仕方によって、聞こえがだいぶ変わります。
 補聴器をつければ普通の会話はある程度聞こえるけど、電話になると非常に聞き取りづらい
ようであれば、一度補聴器店に相談し、調整を変えてもらうと効果的かもしれません。
 例えば、補聴器が過剰に大きい音を押さえ込むような調整になっていたとしたら、受話器をいくら補聴器に近づけても、思うように音が大きくならないこともあります。
 また、補聴器の機種によっては、内容の違う調整を複数入れて、環境に応じてそれらを変えながらつかえるものもあります。例えば静かな場所用の調整と、にぎやかな場所用 の調整を入れておき、そのときの環境によって、切り替えながら使うことが出来ます。この機能を活用し、電話用として、電話に特化した調整を入れておき、電話の際にはそれに切り替えて使用することもできます。

原因4:相手のしゃべり方
 補聴器で電話を聞くと相手の声は大きくなるけれど、言葉がわかりづらい、という場合があると思います。 特に話し手がモゴモゴした声だったり、早口だった場合です。
 これらの声に対し、補聴器で極端に聞き易くすることは非常に困難です。
その場合は、話し手にゆっくりはなしてもらえると、聞き易くなる場合があります。音量については調整が合っていれば補聴器で大きくなっているはずですので、無理に大声を出してもらう必要はありません。 相手によってはお願いしづらいところではありますが、ご家族や、気心の知れた人であれば 有効な対策だと思われます。


 あくまで、今回は補聴器をつけると、かえって電話が聞き取りづらい人向けのお話です。
補聴器をつけても、つけなくても電話が聞き取りづらい人向けのお話を次回しようと思います。 
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 聞こえにお困りになり、そのまま補聴器店へお見えになる人が非常に多いです。

ですが、聞こえに困ったらまずは耳鼻科を受診してください。

 耳鼻科での治療で難聴が治るのであれば、それに越したことはありません。

 また、難聴が深刻な病気によって、引き起こされていることもあるかもしれません。

補聴器店では当然ですが、治療も診断も出来ません。耳垢を取ることも医療行為に

なりますので出来ません。補聴器店で聴力の測定を受けられますが、それは補聴器

の調整のための測定であり、診療目的ではありません。

補聴器店は補聴器の相談、販売、調整を行うところであり、病院とは目的が違います。

 「補聴器を購入する前に耳鼻科を受診したほうがいいのか?」という質問をよく聞きます。

答えは 「絶対に受診してください」 です。

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 受診した結果、医師より補聴器の装用を勧められてから、補聴器店へ行くのが理想的です。

その際、場合によっては医師より信頼できる補聴器店への紹介状を持たせてくれるところ

もあります。また、病院で行われている補聴器外来を勧められることもあります。

補聴器外来は補聴器販売員が病院内にて、医師の指導の下で補聴器の販売、調整を

行います。さらに補聴器がきちんと適合されているかを医師が判定します。

 
 このように受診することで、信頼できる補聴器店の紹介や補聴器外来の診察を受けることが

出来ます。後悔しない補聴器選びのためにも耳鼻科での受診は非常に助かるはずです。
補聴器外来についてはこちらで少し詳しく→補聴器店選び (4)
 
  
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 年末年始はほとんどの補聴器外来も補聴器店もお休みになります。

こんなときに補聴器から急に音が出なくなってしまうと大変です。

 故障の場合は自宅では対応が難しいですが、実は簡単なお手入れ

で直ってしまうこともあります。

 自宅で出来るお手入れについてオーダーメイドと耳かけ形のそれぞれ

について書いておきます。


オーダーメイド補聴器の場合


 オーダーメイド補聴器で、急に音が出なくなる原因のうち、割と多いのが

音が出る部分の耳垢詰まりです。オーダーメイド補聴器の先端に白っぽく

丸い小さな部品が付いているものがあります。(先端とは耳の最も奥に入る

部分です。) その部品は細かい網状になっており、耳垢が奥に入らないよう

にするための耳垢進入防止チップになります。このチップの奥にイヤホンが

ありますので、このチップが耳垢で詰まると音が出なくなります。

 対応としては補聴器をお買い求めいただいた際に付いてくるブラシで、

そのチップを擦り、耳垢を除去してください。その際に、耳垢が補聴器の奥に

入らないように気をつけてください。耳垢を下に落とすように、ブラシを下から

かけるといいと思います。 

 ブラシをかけても変わらない、もしくはブラシがない場合などは、

チップを交換してください。メーカーによっては自分で簡単にチップを

交換できる道具が補聴器の購入時に付いてきます。

もし、交換の仕方がわからないようでしたら、応急処置ではありますが、

チップを針やピンで引っ掛けて取ってしまうことも出来ます。

もちろんチップを外すと耳垢が奥に入りやすくなるため、推奨は出来ませんが、

他に手段がない場合は一時しのぎにはなります。補聴器店の営業が始まったら

すぐに、チップを付けてもらってください。



耳かけ形補聴器の場合

 寒い時期に多いのが、チューブ内の結露です。

 耳かけ形補聴器は本体から出力された音がチューブを伝って耳せんから出てきます。

よって、チューブに異物があると、音が伝わらず、音がでなくなります。

寒い時期はチューブ内と外との温度差でチューブ内に結露が生じやすくなります。

そのため水滴がチューブ内に溜まると音が出なくなることがあります。

 対応としては、もし、チューブを取り外せるようでしたら、外してください。

耳かけ形補聴器は本体、フック、チューブ、耳せんで構成されています。

フックとは耳の上に掛かるもので、半円状の透明な部品です。フックの先に

チューブが付いています。どのメーカーでもフックからチューブを外せるはずです。

外す際はチューブを少しだけ力を入れて引っ張ってもらえれば外せます。

チューブを外したら、チューブ内の水滴を除去してください。チューブ内に息を吹いて

水滴を吹き飛ばしてもいいですし、、ティッシュを細く丸めてチューブ内に突っ込んでも

水滴を取ってもいいと思います。

 小型の耳かけ形補聴器の場合はフックとチューブが一体になっています。

小型の補聴器はチューブが2回大きく曲がっており、耳せんは穴が開いていたり、

小さめの耳せんが使われることが多いです。自身の補聴器がこれに該当する場合

はフックからチューブを外せませんので気をつけてください。フックごと回すとことで

本体からフックとチューブを取り外せる機種が多いですが、念のため取扱説明書を

確認してください。細い針金などで、チューブ内を掃除すると音が出ることが

あります。

 耳かけ形補聴器でもチューブ内に配線がしてあるものがあります。RICと

呼ばれる補聴器です。これはフックやチューブは決して外さないでください。

構造が上記の補聴器と異なります。特に小型の耳かけ形補聴器と酷似して

いますのでお気をつけください。RICの場合は耳せんを確認し、耳垢が付着

していればブラシ等で除去してください。丸いクラゲのような耳せんを使って

いるのでしたら、耳せんだけは取り外せます。(RICの場合耳の型から作成

した耳せんは外せません。その場合は先端の耳垢を除去してください)



 その他の原因について

 電池が古くなっていないでしょうか。電池には使用推奨期限があります。

パッケージの裏面を確認して、期限が過ぎていれば変えてください。

補聴器用の電池は大型の電気店でも販売しています。インターネットでも

購入できます。等ブログの「補聴器用電池はどこで買える?」に細かく

記載してあります。

 水の中に落としてしまった場合はすぐに電池を取り出してください。

その後、ティッシュなど、乾いたもので補聴器をふき取り、自然乾燥させてください。

乾燥ケースがあれば、その中に入れてください。決してドライヤーなどで

暖めないでください。ご自宅で出来る応急処置はここまでです。   人気ブログランキングへ
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 いつも当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 今まで色々な記事を書かせていただいておりますが、改めて自分で 
読み直してみると、説明が至らない点も多く、せっかくご覧いただきました
方々にご満足いただけないことも多いのではないかと感じ反省しております。

 そこで、ご質問などございましたら、私のわかる範囲でお答え致しますので、
ご遠慮なくコメントに書き込んでいただければと思います。ご相談でも結構です。
どの記事のコメント欄でも結構です。
 ただし、いただきましたご質問へは精一杯ご返答致しますが、あくまで私個人の
考えや意見を多く含みます。ご返答により万が一不利益が生じましても責任を
負いかねますので、ご了承いただいた上、ご質問をお願いいたします。

 

  
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 今回は骨導補聴器についてお話します。

 以前に当ブログの「補聴器の種類について その2」で骨導補聴器について

少し触れましたが、今回はもう少し踏み込んでお話しします。


 
音の伝達について 

 まずは骨導補聴器の説明の前に、音の伝達についてお話します。

 音は何かを媒体にしなければ伝わることがありません。媒体は主に

気体、固体、液体 に分けられます。

 そして、これらの媒体を振動させて音は伝わっていきます。

気体の場合は主に空気を振動させて音が伝わります。また、水中では

水を媒体として音が聞こえます。固体の場合も同様です。映画などで

電車のレールに耳をあて、電車の接近を察知するシーンなど心当たり

はないでしょうか。あれはレールから伝わる音の振動を聞いています。

 私たちの身の回りの音のほとんどは、空気を媒体として聞いています。

会話、物音、音楽など空気の振動を耳で聞いています。


耳の穴から内耳までの伝達について

 耳の穴に入った音はまず鼓膜を経由します。

空気の振動である音が鼓膜にぶつかると、鼓膜が振動します。

鼓膜の裏側には耳小骨と呼ばれる小さな骨がくっ付いており、

鼓膜の振動を増幅します。耳小骨で増幅された振動を内耳で感じ取ります。

内耳の中はリンパ液で満たされています。内耳に振動が伝わると、

このリンパ液が振動し、それを感じ取り聴神経へ伝えます。


 鼓膜までは音は空気を媒体としていますが、鼓膜にぶつかって耳小骨

を経由する際には媒体は空気ではなく、固体に変わっています。

さらに、内耳ではリンパ液を媒体としていますので、媒体は液体になります。

 耳の穴では気体、鼓膜から内耳の入り口までは固体、内耳は液体を媒体

として音を伝えているのです。

 
 媒体を気体からいったん固体を変換して内耳へ伝えるのには理由があります。

それは、気体から液体へ振動を伝えようとすると、大きく減衰してしまうからです。

例えば水の中に潜った状態で、水上から声をかけられてもとても小さな音でしか

聞こえないはずです。

 そこで固体を経由して液体へ振動を届けることで、媒体が変わることでの

減衰を減らすことが出来ます。これが鼓膜、耳小骨の役割の一つです。

音は鼓膜、耳小骨を経由することで効率的に内耳へ届けられます。
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骨導補聴器の効果

 さて、ここからが骨導補聴器のお話になります。

骨導補聴器は耳のどの部分に支障があり、難聴になったのかで、補聴効果が

とても大きく変わります。

 耳の穴、鼓膜と耳小骨、内耳 これらの部分で耳の穴と鼓膜、耳小骨に支障

がある場合に骨導補聴器は有効です。


 耳の穴、鼓膜、耳小骨は音を内耳へ効率的に伝えるのが役目です。

 もし耳の穴が塞がっている状態であれば、鼓膜まで音が届きづらく、

もし鼓膜、耳小骨に異常があれば、内耳へ音を伝えるのが困難になります。

 そこで耳の穴、鼓膜、耳小骨を経由しない別の方法をとることで、難聴を補う

のが骨導補聴器です。骨導補聴器は頭蓋骨を振動させ、内耳へ音を伝えます。

よって骨導の場合、振動の媒体は頭蓋骨である固体になります。

上記のとおり固体から液体へは、効率的に音を伝えることが出来ます。

耳の穴(気体)→鼓膜、耳小骨(固体)→内耳(液体)が本来の音の経路ですが

骨導補聴器の場合は 頭蓋骨(固体)→内耳(液体) の経路になります。

耳の穴、鼓膜、耳小骨の経路がうまく機能していないのであれば、代わりに

頭蓋骨を経由させ、内耳へ音を伝える、というのが骨導補聴器の役割です。


 一方、内耳に支障があるため、難聴が生じている場合は、骨導補聴器は

あまり効果的ではありません。鼓膜を経由しても、頭蓋骨を経由しても、音を

感じ取る部分は内耳です。その内耳自体に支障がある場合は残念ながら

骨導補聴器の効果は得られにくいです。

 年齢を重ねるごとに現れる加齢性難聴(以前は老人性難聴)は内耳に支障を

きたす場合が多く、この場合は骨導補聴器の効果を得ることは難しいです。

 骨導補聴器が有効であるかどうか、については耳鼻咽喉科で聴力検査を受けて

もらえれば、わかると思います。聞こえに不自由を感じ、尚且つ骨導補聴器が自身

に有効かを知りたい、ということであれば、耳鼻咽喉科の医師に相談するのが

一番です。(ひとまず聞こえについて不自由を感じられたら、耳鼻咽喉科での受診

をおすすめします)


骨導補聴器の種類について

 骨導補聴器の場合、振動板と呼ばれる振動を頭蓋骨へ伝える部品があります。振動板を

耳の後ろにあて、そこから振動を伝えます。振動板を骨部に埋め込むものもありますが、

それについては後日お話します。

骨導補聴器の形状はメガネ形とヘッドバンド形があります。メガネ形はメガネのつるにマイクやアン

プ、振動板が付いています。振動板は耳の後ろに当てるので、丁度メガネのつるの耳に掛ける

部分にあります。

 ヘッドバンド形はマイク、アンプからなる本体と振動板が分かれています。振動板を当てる耳とは

逆の耳の後ろに本体があり、コードが付いたヘッドバンドを経由して振動板へ音を伝えます。

 
 形状については、一般的なオーダーメイドや耳かけ形補聴器と比べると構造上大きくなります。

メガネ形は現在市販されている一般的なメガネと比べると、つるは太くなります。

ヘッドバンド形はヘッドバンド自体は一般市販ののヘッドバンドと太さは変わりません。

しかし、どうしても本体と振動板を完全に隠すことは難しくなります。メーカーにもよりますが、

小さいもので縦4㎝、横2㎝、高さ2㎝くらいの本体と振動板がそれぞれ付きます。振動板

は耳のうしろにあてます。本体は逆の耳のうしろに付くものと、振動板の上部につくものが

あります。

 振動板と皮膚との接触がゆるいとハウリングが生じることがあります。ハウリングとは

「ピー」や「ポー」という音が補聴器から発振してしまう現象です。

 また、振動板と皮膚との接触がゆるいと、補聴効果が低くなります。

よって、ある程度は皮膚に圧力をかけ振動板を接触させなければなりません。

使用をご検討の際は医師や知識のある補聴器販売員とよく相談することをおすすめします。



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前回に続き補聴器の種類についてお話します。

前回は補聴器を以下のように形状べつに分類しました。


(1) オーダーメイド補聴器
(2) 耳かけ形補聴器
(3) ポケット形補聴器
(4) 既成の耳穴形補聴器
(5) 骨導補聴器

 現在主流となっているオーダーメイド補聴器と耳かけ形補聴器については前回お話しました。今回はそれ以外の補聴器についてお話します。

(3) ポケット形補聴器
 ポケット形補聴器は携帯用の小型ラジオのような形状を思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれません。本体からコードを伸ばしイヤホンで音を聞きます。本体の大きさはタバコの箱より若干小さい程度の大きさです。
 本体をポケットに入れて使用することが多いためポケット形と呼ばれております。耳かけ形よりも古くからある補聴器です。昔は補聴器本体が弁当箱くらいの大きさだったらしいのです。
 ポケット形は手元でスイッチやボリュームを変えながら聞くことが出来ます。さらに本体が他の補聴器よりも大きいため、細かな動作が苦手な人にも扱いやすくなっています。
 また、本体にマイクが付いているため、本体を話し手の近くやテレビの前に置くと、周囲の雑音より聞きたい音のほうが大きくなるため、明瞭度が増します。
 そして低価格なのも魅力の一つです。3万円~8万円程度で購入できます。
 ただし欠点も多いです。まず、目立ちます。本体はポケットで隠れますが、コードやイヤホンは隠すのが困難です。また、日常ではコードが邪魔になり煩わしく感じるかもしれません。
 また、ポケットがない衣服の場合、本体を手に持つか、本体に紐を通し首からぶら下げる、といった方法をとることになり、これもまた煩わしいです。
 必要なときだけ一時的に使用するのであれば、煩わしさは軽減できますが、常に使用するとなると少ししんどいかもしれません。 

(4) 既成の耳穴形補聴器
 耳の穴に既成の補聴器を入れ聞きます。耳の穴に入れる補聴器はオーダーメイドが一般的ですが、この補聴器は最初から誰にでもある程度は耳におさまるような形状で作られています。耳の穴に入れて補聴器を使用したいけどオーダーメイドを購入する予算がない場合には良いかもしれません。 
 ただし当然ですが耳の穴の形状は誰しも同じではありません。耳の穴が大きい人、小さい人もいれば、耳の穴の中が大きく曲がっている人、まっすぐな人もいます。ですのでオーダーメイド補聴器と比べると耳のおさまり具合は不安定になります。耳からズレ出たり、音が漏れてハウリングを起こすリスクも高くなります。
  
 (5) 骨導補聴器
 他の補聴器は耳の穴に音を入れ鼓膜や内耳に音を届けます。
一方、骨導補聴器は耳の後ろに振動版を当て、骨を伝って内耳に音を伝えます。 
 骨導補聴器の説明の前に少しだけ難聴の種類についてお話します。
 耳のどこに難聴の原因があるか、によって難聴の種類は分かれます。
 耳の穴、鼓膜、中耳は耳の穴の中に入ってきた音を大きくし、音を感じ取る内耳に届けます。 耳の穴、鼓膜、中耳など、音を内耳へ伝える部分に支障があり難聴が生じた場合、それは伝音難聴と呼ばれる難聴になります。
 逆に音を伝える部分は正常ですが、音を感じとる内耳や、さらに奥にある聴神経、後迷路が原因で難聴が生じた場合は感音難聴と呼ばれる難聴になります。
 骨導補聴器の場合、伝音難聴の人に非常に有効です。逆に感音難聴の人には効果が薄いです。伝音難聴の場合、耳の穴から音が入っても内耳までの道のりに支障があるため、聞きづらくなります。そこで耳の穴ではなく、骨を伝って内耳まで音を伝えるのが骨導補聴器です。
 いつも通っている目的地までの道が途中で通れなくなっているので、別の道から目的地へ向かうと想像してみてください。ここでいう「目的地」とは内耳、「いつも通っている道」は耳の穴、鼓膜、中耳になります。「別の道」は骨になります。
 一方で、感音難聴の場合は「目的地」である内耳や後迷路が悪くなっているため、いくら道順を変えても、あまり聞こえの改善にはなりません。
 自分の難聴がどの種類になるのかは耳鼻科で検査を受ければわかります。

 骨導補聴器の形状はメガネ形とヘッドバンド形があります。メガネ形はメガネのつるにマイクやアンプ、振動板が付いています。振動板はマイクで拾い増幅された音を振動で骨に伝える役割があります。振動板は耳の後ろに当てるので、丁度メガネのつるの耳に掛ける部分にあります。
 ヘッドバンド形はマイク、アンプからなる本体と振動板が分かれています。振動板を当てる耳とは逆の耳の後ろに本体があり、コードが付いたヘッドバンドを経由して振動板へ音を伝えます。
 
骨導補聴器をさらに詳しく→
骨導補聴器 (1)

 骨導補聴器の効果は難聴の種類によって非常に大きく分かれます。骨導補聴器を検討する場合はご注意ください。    人気ブログランキングへ
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補聴器といっても様々な形状があります
今回は補聴器の種類について最新の情報を含め簡単にまとめてみました
補聴器の装用をこれから検討している人に参考になると思います


 まずは補聴器の種類を簡単に分類してみました。 

(1) オーダーメイド補聴器
(2) 耳かけ形補聴器
(3) ポケット形補聴器
(4) 既成の耳穴形補聴器
(5) 骨導補聴器

 上記のうちオーダーメイドと耳かけ形補聴器について今回はなるべく間単に紹介します。
 その他の機種については次回お話します。

(1)オーダーメイド補聴器
 現在の補聴器の主流となる形状の一つです。
 なんといってもオーダーメイド補聴器の魅力は目立たないjことです。
 耳の型を採り、その型から作成します。小さいものであれば耳の穴に補聴器がすべておさまります。また、小さすぎても扱いに困る、という人でも使えるように形状が大きめのものもありますが、耳のくぼみまでで補聴器がすべておさまるので、耳にかけたりすることはなく、他の形状と比べて煩わしくありません。
 また形状による集音効果も魅力的です。オーダーメイド補聴器は他の形状の補聴器に比べ最も耳の穴に近い部分に音を拾う「マイク」がついています。人間の耳たぶは耳の穴に音を集める効果があり、より前方の音を集めやすくしてくれます。この耳たぶの集音効果を最も活かせる形状こそオーダーメイド補聴器です。
 
 オーダーメイド補聴器の種類の中で最も目立ちにくい形状はCIC補聴器というものでした。CIC補聴器は耳の穴の中に補聴器がすべておさまるので非常に目立ちにくいです。
 ところがここ数年でこのCIC補聴器よりもさらに目立ちにくい補聴器が一部のメーカーから出てきました。呼称はメーカーによって異なるようですが、このより目立たない補聴器はCIC補聴器よりもさらに耳の奥に入り、正面はもちろんですが、横から見ても非常に目立ちにくいです。

他にもオーダーメイド補聴器については情報はありますが、今回は簡単に紹介しました。より詳しく知りたい人は当ブログの
オーダーメイド補聴器 (3)へどうぞ。

(2)耳かけ形補聴器
 オーダーメイドと同じく、現在の主流となる形状の一つです。
 補聴器本体を耳にかけ、チューブと耳せんを伝って音が入ってきます。
 オーダーメイドが発売されるようになって一時は減少傾向にありましたが、その後の新技術により再び脚光を浴びるようになりました。
 では最近の耳かけ形補聴器の特徴についてお話します。
 まず、部品の小型化により形状が非常に小さくなってきたことが挙げられます。小さいものだと耳にかけても耳たぶですべて本体が隠れてしまうほどです。チューブも細くなり、従来の耳かけ形補聴器と比べると目立ちにくくなりました。
 次に耳せんに大きな工夫がされたことが挙げられます。どんな工夫かをご説明する前に、少し想像して、出来れば試してもらいたいのですが、耳の穴に異物が入り耳を塞いだらどのようにかんじますか?指で耳の穴を塞いでみてください。圧迫感が生じたりや自声に違和感を感じませんか?
 こういった耳を塞ぐことで生じる圧迫感や違和感の問題に対し、最近の耳かけ形補聴器は耳せんを小さくし、さらにに耳せんにわざと穴を開けて耳せんと耳の穴に隙間をつくることで解決させました。以前の補聴器でしたら、このような隙間をつくれば音が漏れてハウリングと呼ばれる「ピー」という不快な音が生じます。ところが技術の進歩により、ハウリングの発生をある程度抑えることが出来るようになりました。結果、耳の穴を塞がず、それでいてハウリングが生じない補聴器が誕生しました。
 耳かけ形補聴器についての聞こえ具合についても触れておきます。
 オーダーメイド補聴器のような耳たぶの集音効果が活かせません。よって仮にオーダーメイド補聴器と耳かけ形補聴器をまったく同じ調整にした場合、実際に装用するとオーダーメイド補聴器の方がよく聞こえると考えられます。
 ただし、耳かけ形補聴器は全体の大きさがオーダーメイドより大きくなる分、オーダーメイドでは取り付けることが制限される「指向性マイク」が付いた機種が多いです。「指向性マイク」とは前方以外から入ってくる音を抑え、前方から来る音が際立つよう工夫されたマイクです。この「指向性マイク」は構造上、マイクを2つ付けなければならず、補聴器本体にある程度の大きさが必要になるため、目立たないことを優先している小型のオーダーメイド補聴器の場合は取り付けができません。
補聴器(装着図)

結局オーダーメイドと耳かけ形のどっちが良いの?
 どちらが良いのかは、実際に使う人によって分かれます。厳密に言えば、使う人が 
なにを優先するのかによって分かれます。
 例えばオーダーメイドは非常に目立ちにくいのが長所ではありますが、人によっては紛失してしまうという不安を持つ人もいます。
 形状にしても、耳の形にピッタリと合っている方が耳からズレ出る心配もなく安心する人もいれば耳の穴を塞ぐことがどうしても気になる、という人もいます。
 耳への装着にしても、補聴器本体を耳にかけてから耳せんを入れる、という動作がやりづらい人もいれば、本体が小さくうまくつかめないため耳へ入れづらい人もいます。
 補聴器を選ぶ際には、販売員に自分がなにを優先し、なにを不安に感じているかを相談することが出来ればより良い補聴器選びが出来ると思います。そのためにも今回のお話が少しでも参考になれば幸いです。



 

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私は自治体等の公的な立場のものではありません。補聴器販売を通して知りえた
情報を掲載しております。あくまで等ブログはご参考程度にご閲覧ください。
確かな情報は自治体で聞かれることをおすすめいたします。  


補聴器の交付 その2   


 それでは前回の続きをお話させていただきます。 
前回の補聴器の交付 その1の手順が終わりますと、ご自宅に
「補聴器交付券」もしくは「交付決定通知書」が届きますので、それを持って
「見積書」を作った補聴器店へ行かれてください。

 補聴器店にて交付券と引き換えに交付内容に応じた補聴器を受け取ります。
ご自身の収入等で自己負担金をお支払いいただくこともあります。その場合は
交付券に詳細が記載されているはずです。お店へ行く前にご確認ください。

 交付される補聴器なのですが、障害者総合支援法にて定められた機種になり、
カタログに記載されている一般市販の補聴器とは異なります。
交付用の補聴器は一般市販の補聴器よりもだいぶ価格が低く設定されております。
しかしながら、ここ数年の交付用の補聴器の性能は一般市販されている補聴器と
比べ極端に下がるものではありません。

 福祉法による補聴器の交付とは上記の交付用補聴器の相当分の金額の交付
を受ける、ということになります。交付金がいくらなのかは交付券に記載されている
はずです。交付金の額は聴力障害の等級、補聴器の形状によって定められています。
 よくあるお問い合わせなのですが、交付券では耳掛け形補聴器の交付とされて
いるが、耳穴形の補聴器を使いたい、という方々がいらっしゃいます。
その場合、一般市販されている耳穴形補聴器の金額からから交付金を引いて購入す
ることができます。例えば交付金が¥50,000だったとします。自身がほしいと望まれる
一般市販の補聴器が¥150,000とします。この場合、交付金の¥50,000に加え
自身で¥100,000を負担することで一般市販の補聴器を購入することが出来ます。 
同じように、同じ耳掛け形補聴器でも交付用のものではなく、一般市販されている、
より性能が良いものを望まれる場合にも、自身で足りない分を負担することで購入
することが出来ます。
 注意していただきたいのは、交付金を利用して一般市販品の購入する場合、
自身に合った補聴器を販売員と相談して選んでください。
例えば、交付用の補聴器は目立つから、もっと目立たないものを一般市販品から
選んで購入しよう、と考えたとします。しかしながら、目立たない小さな補聴器は、
交付用の補聴器と比べると音が小さくなってしまい、、自身の聴力に合わせられない
ということも起こりえます。
一般市販の補聴器を交付金を使って購入する場合は、よく販売員と相談してください。
 また、交付用の補聴器は修理が必要になれば、修理費を申請することで補助を
得られます。しかしながら、一般市販品の場合は修理費については自己負担になります。
 
 補聴器の交付は状況にもよりますが、5年に1度です。交付金をどのようにご使用に
なられるかについては、よくご検討いただければと思います。 

 補聴器の交付については自治体によって、細部が異なることがあるようです。
ご質問がありましたら、私のわかる範囲でよろしければお答えいたしますので、
コメント欄に記載していただければと思います。



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 聴力障害により障害者手帳の交付を受けられることがあります。
聴力障害により障害者手帳をお持ちの方は補聴器の交付を受けられることがあります。
(所得や諸事情により交付が受けられないケースもあります)
今回は手帳と補聴器の交付手順についてお話させていただきます。
わたしは医師でもなく公的な立場のものでもないため、この記事の内容は必ずしも
絶対であるとは言えませんのでご了承ください。

<交付までの手順1 病院での検査>

 手帳の交付にはまずは耳鼻咽喉科で聴力検査を受けていただく必要があります。
手帳の交付に該当するのであれば医師に「意見書」を作成してもらいます。
 注意していただきたいのは自治体で指定を受けた指定医の先生のみ交付のための
「意見書」が作成できます。受診をさられる前にその病院が「意見書」を作ってもらえる病院なのかを尋ねてから行かれるといいと思います。
 
 当然のことながら補聴器店などの病院以外での測定結果は手続きには使えません。
補聴器店で測定してもらったら手帳の交付に該当するような数値がでたのに
病院で検査をうけたら該当しなかった、ということもあります。
検査、測定を受けた場所やヘッドホンの当て方、検査、測定する人によって
聴力データは変わることがあります。もちろん最も信頼できるのは病院での検査結果
です。病院以外での結果はあくまで参考程度に捉えておくのが良いかと思います。

以下の条件に1つでも該当すれば障害者手帳の交付の可能性があります。

条件1 両耳の平均聴力レベルが70デシベル以上(6級)
条件2 平均聴力レベルが片耳50デシベル以上で、もう片耳が90デシベル以上(6級)
条件3 最高語音明瞭度が両耳50%未満(4級)

 上記の条件1と2については、どれだけ「音」が聞こえないのかを調べ、上記の数値
以上であれば6級以上の対象になります。ちなみに聴力レベルなのですが
500,1000,2000Hz(ヘルツ)の聞こえの平均値が聴力レベルの数値となります。
さらに詳しく説明すると、1000Hzの聞こえに重み付けされております。
4分法と呼ばれる算出方法です。
(500Hzの聴力×1+1000Hzの聴力×2+2000Hzの聴力×1)÷4=平均聴力
具体的な算出の例として以下のような例を挙げます。
<算出例>
500Hzの聴力70デシベル 1000Hzの聴力75デシベル 2000Hzが80デシベル
の場合(70+75×2+80)÷4=75という計算になり平均聴力レベルが75デシベル
となります。 
 
 大雑把にいうと70デシベルの聞こえは、通常会話音よりもやや大きめくらいの大きさ
の声が、「音」としてやっと聞こえるくらいの聴力です。「音」としてやっと聞こえるわけ
ですので、「言葉」として聞き取るにはさらに大きな音が必要になります。

 条件3についてはどれだけ言葉が明瞭に聞き取れるのかを検査し、その結果が
両耳とも50%未満であれば4級に該当する可能性があります。
内耳、中枢に支障があり難聴が生じた際「音」として聞こえても、言葉として
聞き取れない、という症状が強く生じる場合があります。
検査の方法として「あ」とか「う」など単音節が聞こえてきますので、それを聞こえた
とおりに書き写していくものです。
 
 ちなみに聴力検査の際にわざと結果が悪くなるよう、検査音を聞こえないふりを
する人がいるようですが、決してそのようなことはしないでください。
聴力検査にも色々な検査があります。その中には聞こえないフリを見抜けるものもあります。また、脳波を調べ聞こえを検査することも出来ます。
 重い聴力障害に本当に苦しんでいる方々のための交付です。
一人の補聴器販売員としてお願いいたします。


<交付までの手順2 役所で障害者手帳の申請>
 医師の「意見書」を作成してもらったら、それを役場の障害福祉課に提出し、
役場にある申請書に必要事項を記載し障害者手帳の交付手続きは完了になります。
補聴器の交付も望まれる場合は補聴器の交付申請も同時に行うと手間が省けます。
「意見書」につきましてはコピーをとっておくことをおすすめします。
補聴器の交付申請を行う場合、「意見書」の記載に従い、補聴器店が「見積書」
を作成します。「意見書」の内容がわからないと「見積書」が作成できませんので
「意見書」はコピーをとって補聴器店に見せてください。

<交付までの手順3 補聴器店へ>
 補聴器の申請をする場合、役場での申請が完了したら、補聴器店で「見積書」を
作成してもらってください。「見積書」の内容は医師の「意見書」に従い作成します。
「見積書」については自治体にもよりますが補聴器店から役場へ送ってもらうことも
出来ます。
 交付までの手順2と3については順序を逆にし、役場へ行かれる前に補聴器店で
「見積書」を作成してもらい、それから役場へ行かれても支障はないかと思われますが
補聴器の交付を受けることが出来るのかを役場で聞いてからのほうが確実だと
思います。
 医師の「意見書」と役場で記載した「申請書」と補聴器店の「見積書」この3点を
役場へ提出し申請は終了です。申請後、自治体により交付までの日数は異なりますが
1月半くらいかかると思います。手帳と補聴器交付券(もしくは交付決定通知書)が
届きましたら、見積書を作成した補聴器店へ行ってください。


≪重要≫
 補聴器の交付については最終的には市区町村役場や都道府県で判定します。
医師の意見書があっても場合によっては交付さられないこともあります。
環境や収入などにより意見書どおりの交付が出ないこともあります。
 



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 いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。久々の更新です。
 
 今回は補聴器から急に音が出なくなった、ということが起きた場合のご自宅
で出来る対処について補聴器の形状別にお話します。
今回はオーダーメイド補聴器についてご説明します。

オーダーメイド補聴器の音がでなくなる主な原因と対処

 1.音口が耳垢が詰まる
 オーダーメイド補聴器の場合、先端(耳の最も奥にくる部分)に音口と呼ばれる音が
出てくる部分があります。メーカーにもよりますが、音口には白もしくは薄い緑の小さ
な部品が付いていると思います。その小さな部品は網目状になっており、耳垢が
補聴器のなかに入らないようにするための部品です。この部品に耳垢が詰まると
音が出なくなることがあります。対処として、ブラシなどで先端をこすって耳垢を
除去してください。その際、補聴器を上、ブラシを下にして耳垢を落とすように
して下さい。そうしないと耳垢が補聴器のなかに入ってしまいます。
 尚、先端が透明や黒のチューブを出した形状のものがあります。この形状は
販売店側が耳垢がべたついた人用に、耳垢が詰まりにくくするために施した
加工です。万が一このチューブが耳垢で詰まると、上記と同じように音が出な
くなります。チューブの先端でしたらブラシで耳垢が取れると思いますが、奥の
場合は吸い出すのが一番です。といっても自宅では細かなものを吸い出す道具
はないかもしれません。その場合は専門店で見てもらうのがいいと思います。

 2.マイクの入り口が耳垢で詰まる
 上記の音口が音が出るところに対して、音がはいるところが耳垢で詰まっても音が
出なくなります。メーカーにもよりますが、補聴器の耳の外に出ている部分にマイク
が付いています。取り扱い説明書があればマイクの位置が記載されているはずです。
取扱説明書がない場合は小さな穴を探してください。(補聴器の隅についている穴は
ベントと呼ばれる通気穴ですので、ご注意ください)
 このマイクの入り口が耳垢で詰まると音が出なくなりますので、上記と同じように
補聴器を上、ブラシを下にしてこすってください。
 
 3.電池がない
 耳垢が詰まっていないのに音が出ないときは、次に電池を交換してみてください。
稀ではありますが、製造物ですので電池も不良品があることがあります。
特に冬場は電池の働きが鈍くなり、思うように働いてくれないことがあります。
また、使用推奨期限が過ぎた電池であったり、シールを剥がして数週間放置していた
電池などは動作が不安定になることがあります。
 その場合は推奨期限内の電池を新しく取り出し、数秒手で暖めてから補聴器に
入れてください。推奨期限は電池のパッケージ裏に記載されています。
販売されている電池は少なく見積もってもシールを剥がさなければ、購入時より
1年はもつはずです。手で暖めるのは、冬場の寒い時期だと電池の働きが鈍くなる
ためです。(電池の仕組みについては、またどこかで詳しくお話します)
 電池の交換は上記の手順通りであれば、一度で大丈夫だと思います。
たまに何個も電池を入れ替えてから、店頭にお持ちになる人もいますが、一度
新しい電池を入れても症状が改善しないのであれば、べつの原因である可能性が
高いです。シールを剥がした電池が無駄になってしまいますのでご注意ください。

 4.故障
 耳垢、電池を確認しても動作しない、となると故障である可能性が考えられます。
故障の場合は残念ながら店頭にお持ちいただく他ありません。遠くて補聴器店に
行けない、忙しくて補聴器店へ行けない、という場合は郵送で修理を受け付けてくれる
かを販売店に聞いてみるといいと思います。
 販売店によっては修理期間中に代わりの補聴器を貸し出してくれることもあります。
オーダーメイドは残念ながら無理ですが、耳かけ形補聴器なら用意があると思います。
 
オーダーメイド以外の補聴器はこちらで→
補聴器から急に音が出なくなった
 

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 補聴器は電池を入れて使います。

正式名称は「空気亜鉛電池」と呼ばれます。

 同じような形状の電池で水銀電池やリチウム電池などがありますが、購入する際は間違えないよう気をつけてください。
 
 型式はPR-536  PR-41  PR-48  PR-44 の4種類あり、電池の大きさが変わります。ちなみに水銀電池は「MR」、リチウム電池は「NR}が頭につきます。補聴器用の空気亜鉛電池は「PR」です。

 補聴器の機種により、使用する電池大きさが異なりますので、ご注意ください。補聴器の取扱説明書に使用する電池が記載されているはずです。

PR-536は主にCIC補聴器と呼ばれる、最も形状が小さいオーダーメイド補聴器によく使われます。
PR-41は主にオーダーメイド補聴器と小型の耳掛け形補聴器に使用されます。
PR-48は主に高出力のオーダーメイド補聴器と耳掛け形補聴器で使用されます。
PR-44は主に高出力の耳掛け形補聴器で使用されます。

 電池の購入は補聴器を取り扱いしている店舗なら、間違いなく販売しています。また、大型の電気店でも販売しています。 たまに100円ショップでも見かけることがあります。

 大型の電気店で購入する場合は、電池コーナーにたくさんの種類の電池が陳列されていると思いますので 水銀電池やリチウム電池と間違えないようにしてください。

 補聴器専門店などは、お店にもよりますが、電池を自宅まで送ってくれるところもあります。また、今の時代はインターネットで電池を購入することも出来ます。近隣での電池の購入が困難な場合に利用すると便利だと思います。


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補聴器にとって苦手とする状況がいくつかあります。

その中でも、特に補聴器の効果が出にくいのは、にぎやかな場所での聞き取りです。


 本来、健常な耳であれば、聞きたい音と聞きたくない音を選り分けることが出来ます。

ところが難聴がすすむにつれ、この「音を選り分けて聞く」能力が低下してきます。

特に加齢に伴う難聴や内耳に支障がある難聴の場合は、周囲の雑音の有無で言葉の聞き取りが大きく変わる場合が多いです。

 では、補聴器を装用したら、言葉と雑音をよりわけることができるのでしょうか? 

残念ながら「健常な耳と同じようには選り分けられない」というのが答えです。

補聴器は言葉と雑音の選り分けを完全には出来ません。

エアコンの空調音など常に一定の音の高さと大きさで出ている音は、雑音として認識し抑えることは出来ます。

しかしながら世の中の雑音は一定の音ではなく、変動する音が非常に多いです。

変動する音が言葉なのか、雑音なのかが補聴器にはまだわかりません。

周囲の雑音の有無により補聴器の効果が薄れてしまうことがあるのです。

 一昔前の補聴器と比べると、雑音を除去し、言葉を浮き上がらせることは段々と出来るようにはなってきました。しかしながら、まだ健常な耳には及びません。これが「補聴器の限界」の一つです。

 雑音がある場所での聞き取りの対策として、まず、除去できる雑音であれば可能な限り取り除いてください。
例えば家の中でテレビがついていれば、テレビを消してから会話を始めると聞き取りが楽になると思います。

 周囲の雑踏など除去出来ない雑音の場合は、話し手に近づき会話をしてください。周囲の雑音よりも話し手の声が少しでも大きくなれば、聞き取りが楽になります。話し手が大声を出すのは大変だと思います。ですので近寄ることで周囲の雑音より話し手の声を大きくし、言葉と雑音を選り分けやすくします。

 周囲の方々の配慮は補聴器を使われている方々にとって、とても重要です。前回は話し方をお伝えしましたが、雑音の中でも上記のような配慮があると、日ごろ雑音下で聞き取りづらい方々は助かると思います。



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